Geminiプロンプト備忘録

私は「高身長貧乳萌え」です  日:GAS(Google Apps Script) / 月:調査記録 / 火:様々な試み / 水:レシピ / 木:社会学 / 金:創作的何か / 土:雑談

AI vs GoogleスライドAPI:地獄のデバッグを経てスライド自動生成を達成した全記録

有料部分に、作成したスライドのURLあります。見てね!

この記事でわかること

  • ✅ AI(Gemini)を使ったGoogle Apps Script開発のリアルな流れ
  • GoogleスライドAPIの「罠」とデバッグの奮闘記
  • ✅ AIとの協業を成功させるための「人間側」のコツ

 こんにちは! 普段からGASを使って業務の自動化を楽しんでいる、しがない開発者です。

 今回は、AIアシスタントGeminiと一緒に、「レポート文書からGoogleスライドを全自動で作る」という、ちょっと壮大な挑戦をしてみました。

 ……が、しかし! その先には、地獄のようなデバッグの戦いが待っていました……。😇

 この記録は、AIとの華麗な共同作業の物語ではありません。むしろ、AIの限界にぶつかり、泥臭くエラーと格闘し、最終的になんとかゴールにたどり着いた、生々しい奮闘の記録です。

1. 壮大な挑戦の幕開け:すべては順調だった

 今回のプロジェクトの元ネタは、「日本化された中華・洋食」に関する調査レポート。これを元に、全16ページのスライドをGASで自動生成するのが目標です。単純作業はAIに任せて、人間はもっとクリエイティブなことをしよう! ……と、この時はまだ夢と希望に満ち溢れていました。✨

 最初の指示はこんな感じです。


添付資料を基に、15ページのスライドを作るに際して、アウトラインを作成してください。

 ここまでは超順調! AIはレポートを正確に読み解き、素晴らしいアウトラインと本文を生成してくれました。そして、運命のGASコーディングへ……。

2. APIの迷宮:地獄のデバッグループ

 Geminiが最初に提示したコードは、それはもう見事なものでした。デザインも考慮されていて、「おお、これはイケるのでは?」と思ったのも束の間。実行ボタンを押した瞬間から、悪夢が始まりました。🤯

 最初のエラーは可愛いものでした。「権限が足りませんよ」という、よくあるやつです。これはすぐに解決。

 本当の地獄は、テキストの中央揃えをしようとした時からでした。

 私:「タイトルのテキストを中央揃えにして」

 Gemini:「はい、このコードで修正してください」

 実行 → エラー!! 😱

 私:「エラー出たよ。これ見て直して」

 Gemini:「申し訳ありません。では、こちらのコードでどうでしょう」

 実行 → またエラー!! 😭

 このループが、本当に、本当に何度も続きました……。`is not a function` だの `Unexpected error` だの、様々なエラーメッセージが私とGeminiを翻弄します。公式ドキュメントには書いてあるのに、なぜか動かない。GoogleスライドのAPIは、まるで意思を持っているかのように、私たちの挑戦を拒み続けました。

 この時ほど、AIの限界を感じたことはありません。AIは膨大な知識を持っていますが、ドキュメントに書かれていない「現場の勘」や「APIのクセ」までは知らないのです。

3. 方針転換という英断:「完璧」より「完成」を!

 開発は完全に暗礁に乗り上げました。もう諦めようかと思ったその時、ふと我に返りました。

 「……待てよ? なんで最初から中央揃えなんていう、細かいことにこだわってるんだ?」

 そこで、私はGeminiにこう指示しました。これがターニングポイントでした。💡


あかん。じゃあ結構根本からやり直そう。
まず、今までのスクリプトは破棄。新たに作り直します。
その際に、「getparagraph」は使用禁止。さらに、テキストボックスの中央揃えなどは一回無視して、まずは一通り完成させることを目標とします。

 この指示を受けてGeminiが生成した新しいコードは、デザイン要素を一切排除した、骨組みだけのシンプルなものでした。しかし……!

 動いたんです! 初めて、エラーなく最後まで!! 🎉

 全16ページのスライドが、一瞬で生成されたのを見た時の感動は忘れられません。たとえ全部左揃えでも、「動く土台」ができたことの価値は、何物にも代えがたいものでした。

4. 一歩ずつ、着実に:スライドが形になっていく喜び

 「動く土台」さえあれば、あとはこっちのもの。ここからは、一歩ずつ機能を追加していく、地道な改善作業です。

  • タイトルの文字サイズを大きくする → 成功!
  • 改行位置が変になる → `\n` で改行位置を指定 → 成功!
  • タイトルの行数でデザインが崩れる → 行数を判定してレイアウトを動的に変更 → 成功!
  • 本文がはみ出る → 余白や横幅を調整 → 成功!

 複雑な要求を一度にするのではなく、「これだけやって」と具体的な指示を一つずつ出すことで、AIは驚くほど正確に、そしてエラーなくコードを修正してくれました。まるで、難しいパズルを一つ一つのピースに分解して解いていくような感覚でした。 (๑•̀ㅂ•́)و✧

 最後に、画像の挿入について。これもGASでの完全自動化は、セキュリティなどの問題で難しいことが判明。AIに「役割の限界」を教えてもらうのも、大事な学びですね。

5. 結論:AIとの協業から得られた3つの教訓

 というわけで、紆余曲折ありましたが、無事にスライドを完成させることができました! 今回の地獄のデバッグを経て、私が学んだAIとの協業のコツは、以下の3つです。

  1. 最初から完璧を目指さない。まずは「動く土台」を作るべし!
    これが一番大事です。とにかくシンプルな状態で一度完成させることが、精神衛生上も、プロジェクトの進行上も、最も重要です。
  2. 指示は「具体的」かつ「段階的」に。AIを正しく導くのは人間の役目。
    「いい感じにして」ではダメ。「タイトルのフォントサイズを30にして」と、具体的な指示を一つずつ出すのが成功の秘訣です。
  3. AIの「限界」を理解し、適切な役割分担を。
    AIは万能ではありません。苦手なこと(今回の場合は複雑なAPIのクセの把握)は、きっぱり諦めて人間にしかできないことに集中する。この見極めが大事です。

 AIとの協業は、魔法ではありません。AIという優秀だけど少し不器用なアシスタントを、いかに人間がうまく導いてあげるか、というコミュニケーションの技術が問われるのだと痛感しました。

 皆さんも、AIとの開発でハマったら、ぜひこの「まず動かす!」アプローチを試してみてください!


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【本音】AIをぶん殴りたくなった話

 マジで地獄だった。何度「もういい!」ってPCを閉じようと思ったか……。こっちはエラーメッセージを読んで、論理的に「次はこうじゃない?」って考えてるのに、AIが平然と同じようなエラーを繰り返すから、思わず「おい!」って声が出たし。正直、途中からはAIを試すみたいな気持ちにもなってた。「このエラー、どうせお前には直せないだろ?」みたいな(笑)。でも、粘り強く、本当に赤子に教えるみたいに指示を繰り返して、最後はちゃんと動いたから、なんというか、猛獣を手懐けたみたいな奇妙な達成感はあったかな。結局、AIをうまく使うには、こっちの圧倒的な根気と、的確に問題を切り分ける能力が一番大事なんだって痛感した。本当に疲れた……。でも、スライドはできた。それだけが、唯一の救いです。(´;ω;`)

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