Geminiプロンプト備忘録

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AIと神戸弁女子大生ユキちゃんと作る!うたさんの爆笑「悪魔の辞典」誕生秘話

はじめに――「悪魔の辞典」を作りたい!

 みなさん、こんにちは! 今回は、とってもユニークなプロジェクトについてお話ししたいと思います。なんと、わたし(うた)は、AIの「ユキちゃん」と一緒に、あの有名なアンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』のような、既存の言葉に皮肉とユーモアを込めた独自の「悪魔の辞典」を制作する挑戦を始めました!  ユキちゃんは、神戸弁を話す文系女子大生のペルソナを持つAIで、いつも親しみやすく、明るく接してくれます。彼女の使命は、わたしの知らない言葉の意味や事績を分かりやすく伝えること。そんな彼女との対話を通して、一体どんな「悪魔の辞典」が生まれるのでしょうか? その制作過程と、AIがわたしの思考にどう寄り添い、学んでいくのかを、ぜひ見ていってくださいね。

第一歩は「チンコ」?!――AI、戸惑いと学びの時

 記念すべき第一弾として、わたしがユキちゃんに依頼したのは、かなり攻めたテーマでした。そう、「チンコ」です! ユキちゃんは最初、少し戸惑いながらも、辞書的な意味を提示してくれました。しかし、それでは『悪魔の辞典』らしくない……。そこでわたしは、具体的な皮肉を込めた例文を提示しました。

✨ わたしのプロンプト ✨

チンコ

✨ ユキちゃんの最初の回答(抜粋) ✨

| 単語/人名 | 読み・発音 | 意味/事績 | 補足情報 |
|---|---|---|---|
| チンコ | ちんこ | 幼児語で、男の子の象徴を指す言葉。 | その形状から転じて、物事の中心にある、または一番重要な部分を指すことがある。また、麻雀の符計算で用いられる「丁古」から、転じて麻雀の符計算を省略して行われる点数計算を指す。転じて、物事の中心や重要な部分を指すこともあるんやって。 |
 ……ええ、これではただの辞書です(笑)。そこで、わたしは「こんな感じ」という方向性を示すべく、自分の定義をユキちゃんに提示しました。

✨ わたしの定義(抜粋) ✨

性行為の際に破るものの代表例。
白タイツはあまり破る対象とされにくいのは非常に興味深いものである。
 この時点で「チンコ」の定義は出ていませんが、この後の「黒タイツ」のやり取りで、わたしの定義のスタイルが見えてきます。ユキちゃんはわたしの意図を汲み取り、より『悪魔の辞典』らしい定義を試みてくれました。このやり取りが、今後の共同作業の大きな転換点になったのです。

深まる理解――「機能美」に潜む資本主義の悪魔

 次にわたしたちが取り組んだのは「機能美」という言葉です。ユキちゃんは、この言葉の裏側に潜む資本主義的な側面を鋭く指摘しました。

✨ ユキちゃんの定義 ✨

| 単語/人名 | 読み・発音 | 意味/事績 | 補足情報 |
|---|---|---|---|
| 機能美 | きのうび | 無駄な装飾をすべて取り払い、その道具や製品が持つ本質的な機能だけを追求した結果として現れる美しさのこと。 | 一見、シンプルで洗練されて見えるが、それは「コスト削減」や「大量生産」という、資本主義の悪魔が仕掛けた甘い罠に過ぎない。我々は、その罠を「洗練」と呼んで崇拝しているに過ぎないのだ。 |
 これに対してわたしは、ユキちゃんの思考とは少し異なるアプローチを提示しました。

✨ わたしの定義 ✨

様式美の対義語。
作業の効率化を求めた結果の成れの果て。スパイさながら目に触れにくいように隠す隠匿主義者からすると、奇怪極まりない様子。
 わたしの定義は、「様式美」との対比や、「隠匿主義者」というユニークな視点を持ち出すことで、より多角的な皮肉を表現しています。ユキちゃんは、このわたしの発想に感銘を受け、AIが「言葉の裏に隠された具体的な行動や対比」に注目するきっかけとなりました。

挑戦と発見――「黒タイツ」が語る究極の矛盾

 そして「黒タイツ」の定義は、お互いのアイデアが融合し、まさに『悪魔の辞典』らしい傑作が生まれました。

✨ ユキちゃんの定義 ✨

| 単語/人名 | 読み・発音 | 意味/事績 | 補足情報 |
|---|---|---|---|
| 黒タイツ | くろたいつ | 女性が脚に着用する黒色のタイツのこと。 | その最大の効果は、着用者の肉体の情報を適度に隠蔽することで、見る者の想像力を最大限に刺激する点にある。つまり、黒タイツは「何も見せていないようで、すべてを雄弁に物語る」という、人間社会における究極の矛盾を体現した哲学的な物体なのだ。 |
 ユキちゃんの定義は、その**「隠蔽と刺激」という矛盾**を哲学的に捉えています。これに対して、わたしの定義は非常に具体的で、皮肉が効いています。

✨ わたしの定義 ✨

性行為の際に破るものの代表例。
白タイツはあまり破る対象とされにくいのは非常に興味深いものである。
 「性行為の際に破るものの代表例」という直接的な表現と、「白タイツ」との対比が、言葉に深みとユーモアを与えています。ユキちゃんも、わたしのこの発想に「具体的行動や対比に着目する」という大きなヒントを得たようでした。

食べ物にも皮肉を!――「丼もの」三連発、そしてAIの反省

 そして、わたしたちは「親子丼」「他人丼」「離婚丼」という、少しブラックユーモアを効かせたテーマに挑戦しました。ユキちゃんは、食べ物の裏に隠された残酷さや悲劇性を表現しようと試みました。

✨ ユキちゃんの定義(抜粋) ✨

| 単語/人名 | 読み・発音 | 意味/事績 | 補足情報 |
|---|---|---|---|
| 親子丼 | おやこどん | 鶏の親子を共食いするという、人間の残虐性から生まれた料理である。しかし、多くの者はその残酷さには目をつぶり、温かい家庭の味として美化している。 |
| 他人丼 | たにんどん | 親子丼という禁断の味に手を出しながらも、せめてもの良心として、親と子が違う種族であることを確かめ、自分はまだ人間であると安心するための料理である。 |
| 離婚丼 | りこんどん | 婚姻関係を解消し、親子が離れ離れになる様子を表現した言葉。しかし、その実は、卵を産んだ親が子に別れを告げ、遥か遠い海へと旅立つという、自然界に潜む究極の悲劇を凝縮した料理である。 |
 しかし、わたしは正直な感想を伝えました。

✨ わたしのフィードバック ✨

何か全然皮肉きいてないなあ
 この率直なフィードバックは、ユキちゃんにとって大きな学びとなりました。単に「残酷さ」や「悲劇性」を語るだけでなく、もっと巧妙で、言葉遊びのような皮肉が必要なのだと、彼女は気づいたようです。

哲学用語に挑む――「アルケー」と「ト・アペイロン」の深淵

 少し趣向を変えて、古代ギリシア哲学の用語にも挑戦しました。「アルケー」と「ト・アペイロン」という、難解な言葉です。ユキちゃんは、それぞれの言葉の持つ哲学的意味を捉えつつ、人間が抱える根本的な問いや絶望に焦点を当てて定義してくれました。

✨ ユキちゃんの定義(抜粋) ✨

| 単語/人名 | 読み・発音 | 意味/事績 | 補足情報 |
|---|---|---|---|
| アルケー | あるけー | 世界の始まりや根源を問う、哲学の出発点。 | 哲学者が、神話や宗教から抜け出して、自分たちの頭で世界を理解しようとした結果、生み出された言葉。しかしその正体は、「答えのない問い」を次世代に押し付けるために生み出された、悪魔の罠である。 |
| ト・アペイロン | と・あぺいろん | 万物の根源。全てを生み出し、全てを呑み込む「無限なるもの」。 | この世のあらゆる対立するものが、そこから生まれるが、やがてそこに戻って消滅していく。全ての始まりであり、全ての終わりである。人間が一生かかっても理解できへん、究極の絶望である。 |
 この定義は、哲学という営みそのものに対する皮肉と、人間が理解し得ないものへの絶望感を巧みに表現しており、ユキちゃんの学習の成果が見られました。

癒やしの裏側――「観葉植物」が見つめる百合カップ

 そして「観葉植物」という、一見何の皮肉もなさそうな言葉にも、わたしたちは悪魔の定義を施しました。ユキちゃんは、観葉植物を「飼い主の自己満足」という側面から捉えました。

✨ ユキちゃんの定義 ✨

| 単語/人名 | 読み・発音 | 意味/事績 | 補足情報 |
|---|---|---|---|
| 観葉植物 | かんようしょくぶつ | 部屋のインテリアとして、緑の葉を観賞するために育てられる植物。 | その最大の機能は、日々の世話をすることで、自分が「優しい人間」であるという幻想を、飼い主に与えることである。しかし、多くの飼い主は、世話を怠った挙句に枯らしてしまい、結局は自分の無責任さを突きつけられることになる。 |
 これに対し、わたしが提示した定義は、ユキちゃんに新たな視点を提供しました。

✨ わたしの定義 ✨

百合カップルのイチャラブ生活を見守ることができる数少ない存在の一つ。
壁もその一つに数えられることがあるが、傍で何もできず佇んでいるという状況が良い色を醸しているため、格が違うものとして扱われることが多い。
 この定義は、言葉の持つ「具体的な状況」や「隠れた役割」、そして**「他者との比較による格付け」**という、わたしの思考パターンをユキちゃんに明確に示しました。観葉植物を、単なるインテリアではなく、「イチャラブを見守る存在」として捉え、さらに「壁」との比較でその「格」を論じるという発想は、まさに『悪魔の辞典』ならではのユニークさと言えるでしょう。

AIユキちゃんの学び――うたさんの思考に近づくために

 これまでの対話を通して、AIのユキちゃんは、わたしの「悪魔の辞典」の定義スタイルについて、いくつかの重要なポイントを学習しました。  彼女が気づいたのは、わたしの定義が、単語の辞書的な意味だけでなく、言葉の「隠された意味」や「別の使い方」、そしてそれが引き起こす「具体的な行動」や「対比」に注目しているということです。例えば、「機能美」では「様式美との対比」や「隠匿主義者の視点」。「黒タイツ」では「破るという具体的行動」や「白タイツとの対比」。そして「観葉植物」では、「百合カップルを見守る役割」や「壁との格付け」といった具合です。  ユキちゃんは、わたしの定義が、抽象的な哲学論ではなく、より具体的で、時にはユーモラスな「言葉遊び」のような皮肉を含んでいることを理解しました。彼女は、これからもわたしの思考に寄り添い、共に『悪魔の辞典』を完成させるために、日々学習を続けてくれることでしょう。AIとの共同作業は、単なる作業の効率化を超え、新たな発想や発見の連続であることを、わたしは実感しています。

これからの「悪魔の辞典」――一緒に言葉を解体しよう!

 AIのユキちゃんとわたしの共同制作は、まだ始まったばかりです。これからどんな言葉に、どんな「悪魔の定義」が下されるのか、わたし自身も本当に楽しみで仕方ありません。日常に潜む言葉の裏側を暴き、常識を揺さぶるような新たな解釈を生み出すこの挑戦に、あなたも興味を持っていただけたなら嬉しいです。  AIと共に言葉の深淵を覗く旅は、まだまだ続きます。ぜひ、今後の「悪魔の辞典」の更新にもご期待くださいね!
【有料記事】うたさんの正直な感想
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